謹啓 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、本協会の運営に際し、一方ならぬご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
日本科学振興協会(JAAS)は、2023年10月7日(土)から9日(月)までハイブリッド形式で年次大会2023「会いに行ける科学者フェス」を開催いたします。
JAASは、分野、組織、職種・職階、国籍・民族、世代の垣根を超え、科学の振興に意欲を持つすべての人が参加できる組織を目指し、「日本の科学をもっと元気に!」を合言葉に設立されました。2022年2月22日にNPO法人として認定され、同年6月に第1回総会およびキックオフミーティングを開催しました。
キックオフミーティングでは、主に日本の研究環境改善をテーマに議論が行われましたが、本年次大会では、そのようなテーマに加え、家族連れや学生の方々なども含めた一般市民の皆さまを対象とした科学コミュニケーション関連の発表・展示を大々的に行うことを企画しております。
日本の科学をもっと元気にするためには、科学者がその好奇心や情熱を原動力として研究にじっくりと集中できる環境と、そのような研究から得られた成果があらゆる人に享受され新しい価値が次々と生まれるような環境を、様々なステイクホルダーが協働して整備していくことが大切であると考えられます。
「会いに行ける科学者フェス」というイベント名には、一般市民が普段接することの少ない科学者に会って話をする機会を提供したいという思いや、狭い場に籠もりがちな科学者がその熱意を広く社会に伝えることのできる場を設けたいという願い、科学者と異分野・異業種のエキスパートが出会い新しい発想が生まれることを期待する意味などが込められています。
様々な領域の人々と情報が集う秋葉原という地においてこのイベントを開催し、普段は決して会うことがないような人たちがFace-to-faceで対話を行うことにより、科学の内外のいたるところに存在する見えない壁が取り除かれ、新しい価値が創造されることを期待しています。
「日本の科学をもっと元気に」し、日本、そして世界の明るい未来の礎を築くために、産学官民の枠を超え、皆様の本年次大会へのご出展やご支援を賜りますようお願い申し上げます。
謹白
2023年5月吉日
日本科学振興協会(JAAS)年次大会2023
実行委員長 原山 優子、北原 秀治
プログラム委員長 宮川 剛
委員長
北原 秀治(東京女子医科大学)、原山 優子(東北大学)
委員
宮川 剛(藤田医科大学)、深澤 知憲(株式会社エマージングテクノロジーズ)、太田 航(横浜市立大学)他
委員長
原山 優子(東北大学)、宮川 剛(藤田医科大学)
JAAS委員
三輪 秀樹(国立精神・神経医療研究センター)、吉田 智美(筑波大学)、黒ラブ教授(吉本興業株式会社)、田中 智之(京都薬科大学)、山田 祐樹(九州大学)、小野 悠(豊橋科学技術大学)、加納 愛(カクタス・コミュニケーションズ株式会社)、池田 和隆(東京都医学研究所)、盛山 宗太郎(慶應大学)、佐伯恵太(俳優・サイエンスコミュニケーター)他
外部委員
藤田 信太郎(株式会社日テレ アックスオン)、長谷川哲士(株式会社コピーライター)、谷山 健作(東京大学;BEAST)、東野 利貴(大阪大学;学生自主研究推進機構(SINAPS))、武川 睦寛 (東京大学;学術変革・生命科学連携推進協議会)、宮野 公樹(京都大学)、他
委員長
深澤 知憲(株式会社エマージングテクノロジーズ)
委員
黒木 健(株式会社Quantomics)、山形 方人(ハーバード大学)、他
日本の科学が危機に瀕しています。日本の科学の凋落を食い止め、復活させ、明るい未来の礎を築くためには、科学の振興に意欲を持つ多彩な立場の人々が対話・協力し、科学がこれまでに果たしてきた役割を分析・理解し、その理想的なあり方を検討し実現する必要があります。日本科学振興協会(Japanese Association for the Advancement of Science ; JAAS)は、分野、組織、職種・職階、国籍・民族、世代の垣根を超え、科学の振興に意欲を持つすべての人が参加することができるNPO法人です。
公式WEBサイト:https://jaas.science/